副流煙を防ぐ禁煙とニコチンのナイアシンへの変化

禁煙を行うことは本人の健康に良いことはもちろんですが、副流煙を防ぐためにタバコを断ちたいと考える人も少なくありません。
副流煙はタバコを吸っていない人も、タバコを吸う人が近くにいることで、その煙を吸ってしまい、健康への影響も心配されています。
それゆえに副流煙の害を防ぐために禁煙、分煙席が用意されている施設も多いですが、家族など身近な人への影響も考えて禁煙を決意する人もあります。

タバコは長年吸ってきたという場合はすぐに完全に断つというのは難しいものがありますが、その原因のひとつにはニコチンに依存しているということがあげられます。
ニコチンは覚醒作用もあり、取り入れることで一時的に気分が良くなりますが、ニコチンを断つことでイライラした気持ちが起こりやすく、そのためにタバコをやめられないと、また手を出してしまうという人も多いものです。

そしてニコチンは体に害があるものというイメージがありますが、酸化するとニコチン酸になり、ナイアシンに変化するという特徴もあります。
ナイアシンはビタミンB3とも呼ばれており、糖や脂質の代謝に役立つ成分です。
そしてナイアシンは循環器系や消化系などの働きを促進するのにも役立っています。

では、タバコを吸い続けても良いのかということとなりますが、タバコに含まれている有害なニコチンとニコチン酸は別のものであることは理解しておきましょう。
自身の健康、そして周りの人の健康も考えるとなるとやはり禁煙は成功させておきたいところです。
禁煙は市販のグッズを利用して、本数を減らしていく方法もありますし、どうしても禁煙が難しいという場合は医療機関の治療も有効ですので、禁煙外来のある病院やクリニックに相談してみると良いでしょう。