痰が絡む場合の禁煙の仕方

喫煙されている方の中には痰が絡まり、食事を摂りづらかったり、呼吸がしにくいという人もいるのではないでしょうか。特に、長年、喫煙されている方はこうした傾向が強いものと考えます。もし、あまりにも呼吸がしにくかったり、痰が絡むような場合にはCOPD(肺気腫)の可能性があります。COPDのまま喫煙を続けると、ますます、痰が絡んだり、呼吸が苦しくなる可能性があるので、できれば禁煙を始めることをおすすめします。
しかしながら、禁煙を始めてみてもうまくいかなかったという声が多く聞かれます。これはタバコの依存性も大きく影響しますが、行動の学習もかなり影響しています。そのため、もし、禁煙を成功させたいのなら、喫煙時の行動を消去し、新しい行動の仕方を学習する必要があります。そのため、手持無沙汰の時や食後の時など、喫煙の行動をとりやすい時に、喫煙の行動を避け、新しい行動の仕方を身に付けると、効率的にタバコをやめることができます。新しい行動の仕方としては、冷たい水を飲むとか、ガムを食べる、飴をなめる等、様々な方法がありますが、絶対に避けた方が良い行動もあります。それが禁煙パイポを吸ったり、電子タバコを吸うことです。禁煙パイポや電子タバコ等はそれ自体が、吸う行動を行わなくてはならないので、タバコをやめることにはつながらなくなります。しかし、いつもタバコを吸うタイミングで新たな行動を学習すれば、禁煙成功率は格段に上がります。
タバコはなかなかやめることが難しいものですが、痰や呼吸の面で、身体に様々な障害をもたらすので、できればすぐにでも禁煙を始めたいものです。また、年々、タバコ代も上がってきているので、経済面からもやめることをおすすめします。その際には、新しい行動を学習するということを念頭に入れるようにしましょう。